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MIZUNO 明日は、きっと、できる。

ミズノ×木の庄帆布 コラボレーションキャディバッグ

どこか、懐かしい。なのに、新しい。

伝統の素材とモダンなデザインが、大人のゴルファーを魅了する。

デザイナー佐藤太

 

力織機

日本一の帆布の産地から生まれる最高級帆布を素材に使用。

振り返れば、ミズノと木の庄帆布の出会いは、なんとも不思議な縁だった。デザイナーでもある木の庄帆布の佐藤太社長が、自らがゴルフで使うためのキャディバッグを探していた際、たまたまショップに飾られていたミズノのフレームウォーカーが目に留まった。

ミズノ フレームウォーカー

2003年にミズノが発売を開始したフレームウォーカーは、「着せ替え」をテーマに、中の袋のみが変更できるという斬新なアイデアのキャディバッグ。市販品のものでデザイン的に気に入ったバッグはなかなか見つからなかったが、このフレームさえあれば自分のこだわりを満たすオリジナルバッグを生み出せるのではないか。そう考えた佐藤社長は、自らデザインを手掛けて世界でたったひとつの帆布製キャディバッグを自分専用に制作。それを見た友人が「これは凄い」と感心し、知人を介してミズノを紹介してくれたのだという。

まさにミズノのフレームがあったからこそ結ばれた両者の縁、それが実際のコラボレーション企画として動き出したのが2005年のこと。現在発売中のキャディバッグは、第1弾モデルから数えて早くも5代目になる。

木の庄帆布が手掛けるバッグの大きな特長は、世界中でもごくわずかな台数しか残っていない力織機(りきしょっき)で織られていることだろう。耐水性がある最高級の高密度帆布はこの力織機でしか織ることができないらしく、「普通の生地とは手触りも素材感もまったく違うもの」と佐藤社長は語る。

今回は特別に、普段はあまりオープンにされることのない、力織機による帆布織りの現場へと案内してもらった。

古くから綿花の栽培が盛んだったことから機織産業が栄え、現在では国内の約7割も の帆布生地を生み出している、岡山県倉敷市。ここ日本一の帆布の産地に、木の庄帆 布バッグの帆布織りを手掛ける工場がある。

建物は昔ながらの面影をそのまま残す、まるで映画のセットを見ているかのような造り。それもそのはず、当工場の創業は昭和8年。当時日本一といわれた機屋の分家と して生まれ、戦時中の空襲にも被災することなく、伝統的な帆布製法をいまなお守り 続けている数少ない工場のひとつなのだ。
中に入ればフロアの隅々に織り上がった帆布が山積みされていた。それを少し手で触 れてみると、指に伝わってくる感触が想像していたものとは明らかに違う。一般的な 帆布、いわゆるキャンバス生地はゴワゴワしていて硬いというイメージがあったのだ が、この帆布はしっかりとした肉厚とコシを持ちながらも絶妙なしなやかさ、ふんわ りとした優しい手触りが備わっている。佐藤社長がなぜこの工場の帆布を選んだのか、 なるほどと頷かされた。


最良の帆布づくりのために。撚糸から製織までを一貫して対応。

工場内でまず最初に見せてもらったのが、帆布づくりには欠かせない、合糸・撚糸と呼ばれる工程だ。

すでにご存知かもしれないが、帆布とは2本から6本の太い番手の糸を束ねて撚り、それを平織りにした生地のことを指す。そのため複数本の原糸を合わせる・撚るという作業があらかじめ必要となるのだが、合糸作業も撚糸作業もそれぞれ専用の機械を用いて、まるでそれが1本の糸であるかのように正確かつスピーディに仕上げられ、巻き取られていく。

ちなみに合糸では割結びという昔ながらの技法を用いて糸の結び目をできるだけ目立たないようにし、撚糸では1インチの間に5回から13回程度の撚りをかけることで糸の高い強度を確保するなど、何気ない作業の中にも品質向上に対する細かな工夫が凝らされていることも、ここで記しておきたい。

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一般的な工場であれば、それら糸を撚る工程については専門業者に委託するものらしい。しかし、当工場ではできるだけ質の高い帆布を提供したいとの想いから、合糸・撚糸から製織までの作業をトータルに携わる。

「帆布織りは糸を撚る精度がとても重要です。撚り方が悪いとやはりいい帆布は生まれませんし、なにより希少な力織機を傷めてしまう原因にもなりかねません。ですから品質管理のためにも、作業はすべて自社工場内だけで対応するようにしています」とは工場本部長の言葉。

聞けば、糸合わせからの工程をひとつの工場内でカバーすることができる機織業者は、岡山でもここしかないという。日本一を誇る生産地で、唯一の工場から生まれる帆布。その仕上がり品質は、推して知るところだろう。

また、帆布のリピート注文に対して品質的に均一な生地を常時提供できるのも、一貫生産体制の持つ強み。ミズノの帆布製キャディバッグを並べて見比べても、素材品質のバラつきがほとんどないのは、そのためだ。


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手間を惜しまず、時間をかけて。決して大量生産できない希少性。

撚り終えた糸はそのまま織機にかけるものと思っていたが、実はそうではないらしい。経(たて)糸の方は整経機と呼ばれる機械でドラムに巻きつければ一応セッティングは完了するものの、緯(よこ)糸は力織機のシャトルで糸を飛ばすように織り上げるため、手作業で撚糸を1本1本セットしていかなければならない。

この工程を経通し(へどおし)と呼ぶのだが、セットが必要な糸の本数は、一般的な帆布のサイズで実に数千本レベル。それを人の手だけで行うのだから、本当に気の遠くなるような作業だ。

熟練した人間であっても、1日に2,000本程度の糸をセットするのが精一杯。高密度帆布は大量生産できないと事前に聞かされていたものの、実際の作業現場を見ることで、それを改めて実感させられる。


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経糸と緯糸のセッティングが整えば、いよいよ力織機による製織作業が始まる。ずらりと並べられた力織機、その数およそ50台以上。これほどの保有台数で、なおかつ力織機のみで帆布を織る工場など、日本中を見回してもおそらく他にない。

そして、木製のシャトルが左右へ往復移動するごとに緯糸が経糸に通され、少しずつ帆布としての命が吹き込まれていく。

このシャトルのスピードは非常に高速ながらも、仮に力織機を1日8時間フル稼働させても、1台につき帆布はわずか50メートルから70メートル程度しか織れない。力織機を製造していたメーカーもすでに存在せず、もし壊れることがあれば自前で修理するしかないのだが、メンテナンスの腕を持つベテラン職人の数も年々減少し、力織機による帆布づくりはあと10年続けられるかどうか、それが現実であるという。木の庄帆布のバッグに用いられる帆布は誇張なく、本当にいましか手に入れることができない、希少価値の高い素材なのだ。

今回取材に同行してくれた佐藤社長も、丁寧に帆布が織られ、仕上げられていく光景を見つめながら静かに語った。「これほどの手間と時間をかけて生まれた、価値ある帆布です。その素材の持ち味を最大限に活かすこと。ここから先が私の腕の見せどころでしょうね」。

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デザイナー佐藤太

深いこだわりで織られた素材を、木の床帆布のこだわりでカタチに。

ミズノの帆布製キャディバッグに用いられている帆布も当然、同じ工場で、同様の製法・工程を経て生み出されている。デザインについては、木の庄帆布の佐藤社長自らが手掛けたもの。制作の前段階ではミズノの担当者を交えて綿密なミーティングが繰り返されるが、打ち合わせの際、デザイン的なオーダーをほとんど受けたことがないという。

「全体的にエレガントな感じで、今回はカジュアルな雰囲気に、などという方向性の意見はいただきますが、細かいデザインの注文は伺ったことがありません。それだけミズノさんにこちらの仕事を信頼していただいているというか。だからこそ、このキャディバッグづくりには非常にやりがいを感じます」。

そして、自身がプロデュースしたキャディバッグの出来映えについて、「もともとは利害関係やビジネス抜きに自分が好きで勝手につくったもの。それだけに面白いものに仕上がった」と振り返る。

現在発売中のものは、これまでに築き上げた独自のテイストは踏襲しつつ、若いゴルファーをより意識したデザインへ。モデルが変わるたびに、新しい世界観をつくり上げていく。それは佐藤社長の、デザイナーとしての一徹なこだわりでもある。


デザイナー佐藤太

実は、世界が注目するジーンズメーカー・241CO.とのコラボレーションによって誕生したデニム製キャディバッグも、佐藤社長はデザインアドバイザーとして制作に携わっている。

木の庄帆布と241CO.のキャディバッグは、どちらも同じミズノのアルミフレームを使ったもの。素材別にそれぞれ異なるアレンジを加えていくのは難しい作業であるが、同一シリーズの中で表現バリエーションが広がれば広がるほど、商品群としての強いパワーが生まれるのではないかと、佐藤社長は夢を膨らませる。最後に、これから登場する予定の、新しいキャディバッグの構想について訊ねてみた。「デザインのベースが決まって、すでに試作品づくりにも着手していますよ。もちろん、まだ一般公開はできませんけど(笑)」。

モノづくりに関して語るとき、まるで少年のように目を輝かせる佐藤社長。つぎは果たしてどんなスタイルのバッグを、ミズノとのコラボレーションによる木の庄帆布の作品を、私たちに見せてくれるのだろうか。期待は高まるばかりである。


製品写真

※この商品は天然素材(綿)を使用していますので、
摩擦・水漏れなどによる脱色や移染する場合がありますので、ご注意願います。

ミズノ×木の庄帆布

キャディバッグ ¥49,350
(本体¥47,000)
45CM-07230
9.5型(75cm)/3.5kg/47インチ対応
  • 素材/天然繊維(綿)
  • カラー/1938(サックス×カーキ)、4214(マスタード×ネイビー)、6214(レッド×ネイビー)
  • オウンネームはできません。
  • ネームプレート付き
  • 中国製

口枠綿

 



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