段階的なレベルアップに応じたプログラムを作る上で、インストラクターの育成が急務であったものの、5年という歳月を経て、人材を育成してきたミズノとジョー・ティールさんとのプロジェクト。
プログラムの根幹となる本質としてのゴルフを身に付け“強いゴルファー”を目指すため、ジョー・ティールさんが「ミズノジュニアプログラム」に注ぎ込んでいったメソッドとは何なのか?

「私達が育てていきたいと思うゴルファー像は、何もゴルフが上手くなればいいというだけではないんです。
ゴルフの上手さは、技術面におけるほんのひとつのことでしかありません。
技術面の向上と同時に大切なのは、日常生活における“正しい生活態度”。
そして、その生活態度が生み出す、人間としての正しい立ち居振る舞い。
つまり、ゴルフを通じて人間としての成長に寄与していくことができればと考えているんです」
とジョー・ティールさんは語る。
「ゴルフというスポーツは、メンタルが問われるスポーツです。
状況に応じた判断能力が非常に重要なのは、みなさんもお解りですよね。
また、レェフリーが帯同しないスポーツでもあります。つまり、自分で判断して、自分で実行する能力。
誰かに頼り続けるのではなく、自分で道を切り拓いていく。そういうプロセスは、技術だけでは決して身に付きません。
人間としての成長をインストラクターとのやり取りの中でゴルフを通じて培い、個々のジュニアにマッチしたキャラクターディベロップメント(人格形成)を作り上げる。
それこそが、強いゴルファーになるための近道なんですよ。

だからといって、難しいことを事細かく求めるようなことはしません。
例えば、スクールへの来校・下校時にインストラクターへ感謝を込めて挨拶をすること。
相手に意志が伝わるように返事をしっかりとすること。
準備や片づけを率先して行なうこと。
まぁ、日本的に言うなら、礼儀や節度のある行動をしっかりと取ることが重要なんです。
言葉にすれば、実に簡単なことですが、今や日本だけではなく、アメリカにおいてもこの“正しい生活態度”というものが希薄になっているんです。
「ミズノジュニアプログラム」では、この“正しい生活態度”を重視したプログラムから、ゴルファーごとの人格形成の手助けをし、正しいマナーを身に付けることに主眼を置いたプログラムとなっているんです」
何だか、胸をギュッと掴まれたような感覚に陥るほど、ジョー・ティールさんの言葉には重みがあったのはいうまでもありません。
“たかがゴルフのレッスンじゃないか”という声もあるかもしれない。
しかし、正しい生活態度に揉まれて育った人格形成を持つゴルファーであれば、意識をする・しないに関わらず、ルールにのっとって当たり前のことを当たり前としてやることの大切さを熟知していくはず。
つまり、人間としての強さが身に付き、強いてはゴルファーとしての強さにも大きく影響を及ぼしていくのだとジョー・ティールさんの取材を通じて、実感した鍛造でした。
アメリカでのジョー・ティールさんのゴルフスクールでは、生活態度の徹底と勉学を疎かにしないということが大前提であり、文武両道を推進するプログラムとなっている。
また、ゴルフのレッスンにおいては、その基本はオンコース。
常にライが平らなレンジでの練習ではなく、状況の変化するオンコースにおいて、ひとつひとつを自分で判断させることが主眼となっているのだ。
さらに、ジョー・ティールさんは「ミズノジュニアプログラム」の特徴について、こうも付け加える。
「この「ミズノジュニアプログラム」では、お子さんをただ預けっぱなしにするのではなく、ご両親の参加も率先してお願いしています。
成長の段階を一緒に歩んでいく。同じ空気を共有する。
両親に見られることで、親子関係の絆を深めることにもなるし、“常に見られている”という環境の中でレッスンを受けることで、メンタル面も強くなる。
ご両親の参加は、お子さんにとって大きなメリットとなるんですよ。
また、こんな話もありますよ。
ジュニアプログラムの根幹である“正しい生活態度”のアナウンスをしていった際、参加されたご両親の中には“自分自身の生活態度も改めなければ、子供の手前良くない”と禁煙やダイエットを始められた方もいました。

親が正しい道を示す。
当たり前のことが当たり前でなくなった今、ゴルフを通じて、そのことを子供に伝えるキッカケになれば、それほど素晴らしいことはないじゃないですか」
と満面の笑みで語ってくれたジョー・ティールさん。
自分で判断し、自分で行動する。
ゴルフに置き換えるなら、様々な状況ごとに“どの様にプレーしていくのか?”。
その引き出しの源は、まさにルールに即した強靱な人間力から生み出されていく。
あなたのお子さんを強いゴルファーに育てていきたいのなら、この「ミズノジュニアプログラム」に参加させてみるのはいかがでしょうか?
レッスン会のレポートについてはジュニアサイトのジュニアラウンジコーナーでもご紹介していますのでご覧ください。 |