そんな過酷な状況の中で争われた予選第2ラウンド。
試合展開に目を向けてみると、トップに躍り出たのは韓国のアマチュアタイトルを総なめにし、一昨年のQTランクから昨年レギュラートーナメントに出場。
すると、14試合連続予選通過で見事に初シードを獲得。
今シーズンはシード選手として試合に臨むとともに、韓国の現役大学生という肩書きも持つ20歳のドンファン プロ。
前日の4アンダー・8位タイから、今日もスコアを4つ伸ばして136ストロークの通算8アンダーで首位を奪取。

過酷な状況下でのプレーについても
“はっきりいって、こんな豪雨と強風の中でこんなにいいスコアが出るとは思っても見なかった。でも状況はどの選手も同じだし、後半はボギーも多かったので、明日以降はコースマネジメントをもう一度立て直していかないといけないですね。まだツアーでの優勝経験はありませんが、2日間を終わっていい位置にいるので、明日以降も自分のイメージをしっかりと持って、1打1打に集中していきたいです”
と前向きなコメント。
過酷な天候の中でも、自然を味方につけてプレーしなければいけないのは、最古のメジャー・全英オープンでも同じこと。
厳しい状況下に置かれた時にこそ、プランニングの大切さやスキルの引き出しの多さがものをいうことを改めて実感したドンファン プロの戦いぶりでした。
そのドンファン プロに続くのが、この状況下で6バーディ・ノーボギー・66ストロークという驚異的なゴルフを展開した富田雅哉プロ。
2日間合計137ストローク・通算7アンダーで単独2位へと躍り出てきました。
ラウンド後の共同インタビューでは
“雨と風が凄かったので、ハッキリいって何も覚えていないぐらいにガムシャラにラウンドしてきました。
初日を終わって1アンダーの35位タイでしたから、今日のスタート前の目標は、1つでもスコアを伸ばして予選を通過すること。
ラウンドの内容もいつボギーが来てもおかしくない状況だったので、どうすればパーで上がれるかだけを考えてプレーしたことがいい方向に繋がったのかもしれませんね。
少し、ショットの不安がありますから、それを今からなおして明日に臨みたいですね”
とインタビュー後は、暴風雨にもかかわらず、練習場へと直行していきました。
さらに、1打差の単独3位には6アンダーの白 佳和プロ。
そして、5アンダーの4位タイグループには、前日トップのB・ジョーンズプロのほか、井戸木鴻樹プロ、D・スメイルプロが続く状況となっています。
ところで、ミズノ勢の中でも前日5位タイと好スタートを切った手嶋多一プロでしたが、この日は出だしの1番ホールこそ、バーディを奪ったものの、その後は2ダブルボギー・3ボギーと歯車の歯が欠けたように空回りのゴルフに。
“いやー、今日は攻めることだけを考えてプレーしたけれど、気持ちばかりが強く出てしまいましたね。
ヨーロッパではいつもこんな天気ばかりなので、慣れているはずだったのに…。
前半はバーディチャンスも多くあったけど、決められないイライラが裏目に出てしまったのかな”
とコメント。
ホストプロとしての重圧に耐えながらのプレーでしたが、2ラウンド合計145ストローク・通算1オーバーの45位タイで、2日間の戦いを終えています。
その他のミズノスタッフに目を向けると、竹本直哉プロが通算イーブンパーの35位タイ。
川岸良兼プロ、平石武則プロは、手嶋プロと同じく、通算1オーバー・45位タイ。
佐藤信人プロは、通算2オーバーの56位タイで予選を通過。
白潟英純プロと前日18位タイに付けていた高山準平プロは、通算4オーバーで78位タイに。
吉田泰典プロが通算9オーバーの116位タイ。
桑原克典プロは、10オーバーの122位タイに終わり、残念ながら予選落ちとなってしまいました。
また、関東・関西のジュニア予選を勝ち抜いて注目を集めた小鯛竜也選手と大槻智春選手の2人は、この過酷な状況にスコアを大きく崩し、小鯛選手はトータル7オーバーの106位タイ。
大槻選手もスコアを作ることができずに通算9オーバーの116位タイで、残念ながら予選で姿を消す結果となってしまいました。
2日間の競技の結果、146ストローク・通算2オーバー・56位タイ・67名の選手が予選を通過。
明日の第3ラウンドは、アウト8時30分から、イン8時40分からのスタートとなっております。
明日は、また天候が回復する予報となっていますので、全英へ向けての各選手の熱い戦い、そしてミズノスタッフの巻き返しにも期待しましょう!
さて、試合展開以外の出来事として目を向けてみると、この大会では恒例となった、本年度の全英オープンに関する記者会見が本日、午前10時半から開かれ、大会概要やコースセッティングなどを発表。

出席者はR&Aから、大会実行委員のナイジェル・ワット氏。
同じく大会実行委員のキース・アンドリュース氏。
R&Aメンバーの川田太三氏。
そして、主催者代表として、ミズノ株式会社からは、大会名誉会長の水野正人代表取締役会長と大会会長の水野明人代表取締役社長が出席。

全英オープンの説明終了後には、R&Aが製作し、本大会の優勝杯として贈られたクラレットジャグがナイジェル・ワット氏から大会会長の水野明人代表取締役社長へと手渡され、この大会から全英オープンへと続く機運にさらなる高まりを添えておりました。
ミズノからは、今年度もオフィシャルウエアとギャラリー整理に使用するクワイエットボードを提供。
オフィシャルウエアは、数量限定でミズノのホームページでも販売しますので、気になる方はチェックしてくださいね。

さぁ明日3日目は、通称・ムービングデー。
選手のスコアが一気に動くといわれている日ですから、試合展開が大きく変わることも予想されます。
全英へ向けての選手たちの一挙手一投足にご注目ください! |