しかし、操作性を高める目的から、ライ角をアップライトにしたり、ヘッド内部の重量をヒール寄りに偏らせたりとフェースの返りを助けるセッティングを施すことによって、大型化のデメリットを解消させた結果、ボールの捕まりが良くなっているドライバーが実は多かったのです。
そこで、契約プロからの意見も取り入れながら、上級者やハードヒッターが叩いても左サイドのミスが気にならないドライバー。
言い方を換えれば、上級者やハードヒッターのスイングポテンシャルを飛距離のエネルギーへと最大に置き換えていけるボールの捕まりすぎないクラブを作ることが、この『ミズノ MP-003』ドライバーの開発のスタートだったのです。
その開発における第一のポイントが、ヘッドに隠されています。ヘッド体積は420cm3と数字的には前モデルの『ミズノ MP-001 TS+』と比べて約20㎤の大型化が図られていますが、いざ構えてみるとその大きさを感じさせず、一切の無駄を省いたシャープ感と“攻める”意欲をゴルファーに抱かせてくれるアドレスルックに仕上がっています。
構造もクラウン部には「Xフレーム」を搭載した精密鋳造6Al-4Vチタン合金をボディに採用し、フェース面には08年からのSLEルールに適合させるとともに、打球感を考慮したβ系鍛造チタンをカップフェース構造にして溶接。クラウン部にはカーボンをコンポジットすることで、高すぎず・低すぎない420㎤というヘッドに最適な重心の高さを実現しているのです。
さらに、バックフェース部にはバランスグルーブを設けることで、フラットなデザインのクラブよりもバックフェース側の表面積を大きく拡大。トゥとヒール部分に装着されたウェイトビスとの効果も相まって、420cm3でありながら440cm3の大きさに相当する慣性モーメントを実現しており、叩いてもヘッドがブレずに安定したインパクトを約束するヘッドを具現化していったのです。
この徹底した重量の周辺配分により、トゥとヒールとの重量配分は50:50にキッチリと分けられており、重心の偏りのないニュートラルなヘッドが完成。つまり、慣性モーメントは非常に大きく、多少の打点のブレには寛容であるものの、ヘッド自体にはボールを捕まえようとした機能が搭載されていないことで、強く叩いても左へのミスを誘発しないヘッドを誕生させることに成功したのです。
ソールデザインも全体的に丸みのあるラウンドをつけることでヘッド自体の剛性をアップ。さらに、ソール内部には、リブを設けることによりカーボンクラウンのデメリットであるこもった打球音を解消し、しっかりとしたインパクトの力強さを実感できる金属音も追求しています。
また、ライ角も56.5度とややフラットに設計するとともにクラウンのデザインもアップライトなイメージを払拭させるフラットなデザインを採用するなど、上級者やハードヒッターが嫌う左サイドへのミスをイメージさせないメンタル面での工夫も随所に設けてあることがこのヘッドの特徴といえるでしょう。
『ミズノ MP-003』ドライバーの発売は、06年の1月13日(金)からですが、現在、事前予約だけでしか手に入らないオリジナルヘッドカバーなどがもらえる事前予約キャンペーンも実施中!また試打クラブを無料でレンタルできるキャンペーンも実施中です。
無料レンタルキャンペーンの受付TEL番号は
0120−234−461。
ミズノホームページ上でも受付しております。
ユーザーであるゴルファーの立場に立った開発から、クラブとしてのトータルの完成度を追求し続けるミズノクオリティ。次回は、このヘッドの機能をMAXに引き上げる新開発のシャフトについて迫ってみたいと思います。
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