今回、試打してきたのは、3月10日発売の新製品で、アイアンでの究極の飛距離性能を追求した『JPX E310 Ti-FACE』アイアン。
私は、ウデは伴いませんが、軟鉄鍛造の打球感に惚れ込んでおりまして、ゴルフを始めてからというものの、ずーっと軟鉄鍛造アイアンでゴルフを覚えてきました。そのため、チタンフェースアイアンでラウンドをしたことがありません。
そして、下手なりに
“アイアンというものは、打球感の良さと思い描くエリアを狙えてなんぼ”
という持論もありましたから、アイアンでの飛距離性能という部分には、全く食指が動かなかったのも事実だったのです。
ですから、私にとってはこの『JPX E310 Ti-FACE』アイアンでのラウンドは、今まで体験したことのない素直な感想を伝えられるのでは・・と話がトントン拍子に進んでいったというわけです。
そんな番手の距離感も全くわからないまま無謀にもラウンドはスタート。
1番ホールは520ヤードのロングホール。
日頃の練習不足がたたったのか、ティショットは当然のごとくブレてしまい右の林へ。
幸いにもOBは免れましたが、2打目はフェアウェイに出すだけという状況。
3打目もグリーンエッジまで残りは、まだ210ヤードあるということで私は迷わず5番アイアンを手に持ち
“グリーン手前まで運んでおけば、パーもまだ狙えるな”という考えからレイアップのつもりでスイングしたんです。
ところが・・。
“気持ち良く振り抜けたなぁ”と思ったのもつかの間、
滞空時間の長い高弾道のボールは、
落下する気配を見せずにグングンと伸びていき、
キャリーでグリーンにオンしてしまったではないですか。
嬉しさ半分、驚き半分で、気が付けばグリーンまで全力疾走しており、前のパーティに深々と頭を下げたことはいうまでもありません。
レイアップのつもりで打った5番アイアンが210ヤードも飛ぶなんて。
ちなみに、私のヘッドスピードはドライバーでも40m/sを少し超えるくらい。
ドライバーでの平均飛距離が230ヤード前後ですから、この状況において、仮に普段のクラブセッティングでグリーンを狙うとなれば、5Wを使用する場面でしたから、それを5番アイアンで打ててしまったことには、本当に驚かされました。
続く2番ホールは158ヤードのショートホール。
普段なら6番アイアンでしっかりと打っていくことを考える場面ですが、前のホールで5番アイアンを使って210ヤードを打っていたので、8番アイアンで“軽く打ってみるか”という気持ちで軽やかにひと振り。
軟鉄鍛造に近いソリッドな打球感が手に残り、これが「生チタン」ならではの柔らかさなのかなと余韻に浸りながらボールに視線を向けていると、ピン横6mにピタリとナイスオン。
“えーっ”とまたまた目を丸くするとともに、思わず
“アイアンが飛ぶとゴルフが本当に簡単になる”
と口にしている自分がそこにいたのです。
残りの距離が長くても、今までよりも確実に短い番手で打つことのできる安心感。
そして、飛距離性能がアップしているだけではなく、打ち出し直後から、しっかりとボールが上がることによって、グリーン上でもボールはピタリと止まる安定性も持っているアイアン。
それが『JPX E310 Ti-FACE』アイアンだったのです。

じゃ、さぞかしスコアも良かっただろうという方もいると思いますが、番手ごとの距離がしっかりと把握できないままラウンドは進んだため、1ホール2ケタの大叩きがあったり、時にはバーディなども織り交ぜながらのラウンドで、スコアは恥ずかしくて語れたものではありませんでした。
ですが、番手ごとの距離感をしっかりと把握できたなら、非常に強い武器になることは間違いないですし、
アイアンの飛距離が伸びるということは、プレースタイルを大きく変えてくれる
と実感できたので、これからは私も視野を広げて、色々なアイアンも使っていこうと心に決めた次第です・・・。
“クラブって進化しているんだなぁ”
と身をもって体感することができた今回の試打ラウンド。
拘りも大切ですが、クラブに頼ってみることもレベルアップやスコアアップには必要なんですね。
さぁ、あなたも頼りになる『NEW JPX』シリーズを是非、試してみて下さい。
きっと、私と同じように、その飛距離に、そのやさしさに、微笑みながら、目を丸くするはずですから。 |