そんな慌しい中、ふと、練習場へと足を運んで見たところ、練習場の使用ボールには、ミズノの「クロスエイト T301」が準備されておりました。

プロの速いヘッドスピードを強く伸びのある弾道へと変えるとともに、アプローチにおける弾道やスピンコントロールには的確に応える高いポテンシャル。
各選手の試合前における重要なイメージ作りに、この「クロスエイトT301」は、大きく役立っているようです。
そして、練習場の端に目を向けてみるとなにやら人だかり。
やじ馬根性全開で覗き込んでみると、そこには、最新弾道シミュレーターが設置されているではないですか。

これは、インパクト直後からボールが着地するまでの間、ボールにレーザー照射を行って、そのバックスピンやボールスピードを計測。
そのデータを瞬時に画面へと反映させることで、弾道を2次元的にシミュレートするという最新機器。
さらに平行して、インパクト直後のバックスピン量と打ち出し角、ボール初速からキャリーとランを含めた総飛距離を計測できる計器も併せて設置されており、プロがこれまでのゴルフ経験から実感しているベストな弾道と、科学的に立証されているバックスピン量2000〜2500回転、打ち出し角15〜19度という最適弾道との差を目の当たりにできるので、体験した小林正則プロも“こんなに差があるんだねぇ”と驚きの声を挙げておりました。
プロからのクラブに対する細かい要求に繊細な技術で対応するのがクラフトの面々の仕事なら、このような科学的な立証によって、プロの飛びや弾道に対する的確な対応もミズノではしっかりと行っており、こういったデータの蓄積は、ニューモデルの開発に反映されることはもちろん、ミズノが推奨しているカスタムフィッティングのテクノロジーへも反映されているのです。

正午には、ミズノ契約プロが集合。
10番ホールから、宣伝用の写真撮影のためNEW WEARに身を包み、練習ラウンドへとスタートしていきました。
そして、最後に気になるギア情報について、血眼になって探していたところ、ザクザクとNEW GEARを発見。
各プロがこの試合から使い始めたものや、現時点では一言も触れることができないものなど様々。
情報の公開にGosignが出たら、そんなHOTな情報もドシドシみなさんにお伝えしていきますので、もうしばらくお待ちくださいね。
そんな中でも発表できるものとしては「MPウェッジ Tシリーズ」のプロトタイプ。

フェースの平面性を高めるミーリングをスコアラインと平行に入れることで、ボールとの食いつきを向上させたスピンウェッジ。
ソールの形状も幅をやや狭くデザインするとともに、トゥ・ヒール方向、フェース・バックフェース方向のラウンドを抑え、平面性を持たせていることが最大の特徴のようです。
その狙いを女部田クラフトマンに尋ねたところ
“ソールのラウンドが強すぎると、結果的にソールを点で使う傾向が強く、バンスが活きていないようなんです。
そこで、このプロトタイプはソールに平面性を持たせることで、バンスを効果的に使えるようにするとともに、ヘッドの抜けに関してはソール幅を狭くすることで対応しています。

また、フェースのミーリングも特徴的で、スコアラインと平行にミーリングしているため、スピン性能が非常に高いのが特徴なんです。
ですが、1本を作るまでの工程が非常に複雑なため、市販するにも高額になってしまうことが予想されるので、残念ですが今のところ市販は難しそうです”
と語ってくれました。

ミズノスタッフの何人かは、この試合からこの「MPウェッジ Tシリーズ」のプロトタイプを使用するということなので、アプローチやバンカーショットに注目するのも楽しみのひとつかもしれませんね。
明日はプロアマ大会となります。プロアマの模様やミズノ契約プロの本大会へ向けての意気込みなどを随時、リポートしたいと思っておりますので、明日からもよろしくお願いしますね!
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